英国の雨水タンク「ハーコスター」とは? 成り立ちやおすすめポイントを解説

雨水タンク

こんにちは、福田栗作(@kurisakunchi)です。このブログでは注文住宅や雨水タンクに関する話題についてユーザー目線で解説しています。。

雨水タンクでよく見かける「ハーコスター」って何?

私も雨水タンクの購入を検討しているときに見かけて疑問に思っていました。ガーデニングの本場イギリスから輸入したと言われても実際どのような会社でどんな商品かって中々わかりづらいですよね。

今日は人気雨水タンク「ハーコスター」について解説していきます。

この記事でわかること

  • 「ハーコスター」の詳細
  • ハーコスターの雨水タンクのおすすめポイント
  • ハーコスターの雨水タンクのイチオシ商品

ハーコスターとは?

イギリスのStraiht社(以下:ストレート社)の登録商標です。ネット上でよく見る「ハーコスター製」という表現は少しニュアンスが違うかもしれません。

例えばヒートテックはユニクロの親会社ファーストリテイリングの登録商標ですが、ヒートテック製の長袖や半袖、Uネックシャツって言わないと思います(言う方がいたらごめんなさい)。同様に、「ハーコスター」という商標の雨水タンクのシリーズというのがより実態にそくしている表現でしょうか。この記事ではハーコスターの雨水タンクと表記します。

ストレート社とは?

廃棄物処理、リサイクルソリューションの提供している、1993年創業のイギリスの企業です。ゴミステーションやオフィス・家庭用のゴミ箱などを製造、販売しています。廃棄物処理、リサイクル関連では家庭用のコンポストも取り扱っていました。

「雨水のリサイクル」ということで、雨水タンクの製造、販売も行っています。ハーコスターの雨水タンクはこの製造ラインの商品と言えます。余談ですが現地価格だとすごく安くて思わず、2度見してしまいました。マグナムバレル350リットルは日本国内だと56,650円ぐらいするのですが、向こうの販売サイトでは£106.99(約16,500円)でした!現地価格すごいですね。

イギリスの販売サイトのマグナムバレルのページキャプチャー
イギリスの販売サイトのキャプチャー

ちなみにイギリス本国ではハーコスター以外の雨水タンクも販売しているのですが、他のシリーズも日本で販売していました。

廃棄物処理に関する調査、研究も行っているとみられるのですが、私の拙い英語力では詳細は把握しきれませんでした。

ハーコスターの雨水タンクのイチオシ

3つのおすすめポイント

ハーコスターの雨水タンク共通のオススメポイントを紹介していきます。

雨樋に取り付けやすい

雨水タンク設置の最大のハードルが「雨樋を切ること」だと思ってます。特に初めて取り付けるときはドッキドキです。ですが、ハーコスターの雨水タンクには付属品に専用のテープがついていて、切る位置がわかりやすくなっているのです。これは本当に初めて取り付ける人にはありがたいと思います。

テープと本体に「WATER LEVEL」と線が書いてるので、これを合わせるだけで切る位置が決まります。絵心ないけどイメージ図を作ってみました。こんな感じで、どこを切れば良いかわかるようになっているのですが、絵心がなさすぎてかえって分かりづらいかもしれません。

ハーコスターの雨水タンクは雨樋を切る位置が決めやすくなっています。
「WATER LEVEL」を合わせるだけで切る位置が決まります。

どこにでも馴染みやすい

ハーコスターというより、ストレート社の雨水タンクのボディーカラーはすべて緑色に統一されています。庭の緑に合うので設置しやすいというのも特徴です。

草木の緑の美しさを大切にするイングリッシュガーデンに目立たずに馴染むように緑色にしているのかもしれませんね。緑でスタイリッシュなので日本の住宅にも似合うと思います。

製品自体がエコ

ストレート社の本サイトから商品紹介を見ていると、タンクの素材には再生材を多く使用しているようです。ハーコスターの雨水タンクはいずれも再生材を75%使用していました。

雨水タンク自体が節水に役立ちエコな存在なのに、タンク自体も自然に優しいので、環境に優しいといえますね。

ハーコスターの雨水タンク紹介

ハーコスターの雨水タンクは本体だけ売られている場合もありますが、必ず集水器、スタンドも一緒になった3点セットを購入しましょう。集水器がないと水が貯められないためで、スタンドがあれば架台やコンクリートブロックで足場を作る必要が無くなるため両方とも必須アイテムです。

スペースセイバー100リットル

奥行きが38cmの縦長のタンク。スタイリッシュな見た目が特徴です。

ハーコスターのスペースセイバーはガスボンベ50kgとほぼ同じサイズ。
ガスボンベ50kg

サイズ感としてはガスボンベ50kgが直径37cmなので、それよりは気持ち大きいぐらい。どこでも設置しやすいのが最大の魅力です。

また、安いので初めて設置してみるのにオススメです。

ウォーターストレージ227リットル

フタがガバっと開けられるので掃除しやすいのが個人的には好きなポイント。フラットなのでプランターを置くと華やかになって、庭に溶け込みやすいのもいいですよね。

容量が大きくなる分、設置する場所もある程度広さが必要になってきます。幅、奥行きが60cmなので結構ありますよね。60cmのものでいうと、神社とかによく奉納されているお酒の4斗樽がだいたい同じ大きさになります。

マグナム・バレル350リットル

とにかく大容量の水を確保したい人に1番オススメ。災害時に安心して水を使いたい、家庭菜園の水を切らしたくないと思っている人にはマグナム・バレル。幅、奥行きが78cmあるので、置く場所は選びますね。

まとめ

  • ハーコスターはイギリスの廃棄物処理関連の商品の製造販売をしているストレート社の登録商標。
  • 取り付ける際の「雨樋を切る」がしやすい工夫が施されている。
  • 雨水タンクは緑でスタイリッシュ。

つたない英語力でハーコスターについて調べてみました。ちゃんとした会社が作っている商品なので安心してお使いいただけます。

ハーコスターの雨水タンク以外にも雨水タンク利用者がオススメする雨水タンクを紹介しています。もしよろしかったらこちらも読んでみてください。

このほかにも設置にかかる費用やボウフラ対策、補助金などについてお役立ち情報をまとめています。雨水タンクに関する疑問を解消する内容ですので、もしよかったら御覧ください。

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